語尾をあえて敬体、常体まぜこぜにしてみます。思いつくまま打ってみます。
今はエステやセラピストの専門学校もたくさんできて、広告もよく目にするようになりました。
私の就職活動のとき、就職雑誌を見て応募しましたが、当時は全身美容師という職種での募集でしたよ。
エステティシャンといっても、親も(?_?)祖母は全く理解不能でした。
どうして美容師になるの?と知人に聞かれました。
エステティシャンという言葉も、セラピストという言葉も認知度が高まり、ありがたいかぎりです。
ただ、認知度が上がり人材も増えた分、もしかしたら、人もキレイにして、自分も無料で楽にキレイになれる職場と思って憧れを抱く人も増えているのかもしれないなぁ~と思うこともあります。
サロン勤務は10年でした。150人だったか200人だったかの同期で休職など無く勤務が続いていたのは私ともう2人くらいでした。自分でもよく続いたなぁと思っています。
10年の間には、お客様に対しても、会社に対しても楽しかったし、ありがたかったし、感謝していますが、仕事は楽じゃないし、辛いし、しんどいこともありました。
お客様の前では、理想のエステティシャンでありたい、あらねば、と願い、会社に対して貢献できるスタッフでいたいと願うあまりに、眠れなくなったり、感情が湧かなくなったこともありました。
他のスタッフも体力も気力も続かず、挫折する人もいました。
管理職になると、顧客管理、スタッフ管理、売上管理が必要になる。
どんなにしんどくても、眠れなくても、お客様の前では笑って接客して、元気印で振舞って。
管理職になると、さらにスタッフの前でも元気印で振舞う。
休みは潰れる、勤務時間は長い、公休も、営業時間の前後も練習の為に手当ての無い出勤は当たり前。
予約あってのお仕事なので、当然ながら遅刻厳禁。1分から遅刻の減給あり。遅刻、欠勤で皆勤手当てが吹っ飛ぶ。
自分の給料が減るより、周りのスタッフがセッティングしている中、のうのうと遅刻して出勤することのほうが申し訳なさすぎ。
新しく入ったスタッフも、思ったよりも体力気力がしんどい上、経費削減、利益増収方針の職場についていけずどんどん辞めていく。
クレームの多すぎるスタッフは退職せざるを得ない状況になる場合もある。
いきなり妊娠したからと言ってこなくなるスタッフもいた。
いきなり寮から夜逃げしたスタッフもいた。
その埋め合わせに他のスタッフが、公休や遅番早番をやりくりして出勤する。
スタッフは個室に入る仕事だったから、意思確認や経営方針の確認のためなどで早朝や、営業時間後も終電に乗り遅れない時間までのミーティングが頻繁にある。
新コースが出る度に研修、技術研修、化粧品研修。当然営業時間外での出勤。
体調悪くても、予約が入っている限り、簡単に休みは取れない。
予約をこちらからご変更お断りしたら、次のご予約はいつ入れることができるかわからないから。
利益を上げないと給与は上がらない。利益が下がると賞与は格段に下がる。
化粧直しする時間も無く、オデコがてかっても化粧が直せなかったり、トイレすら行けなかったり。
お昼休みって何?食事をできる時間にさっさと食べておかないと営業後までおあずけだってある。
洗濯物は大量すぎてやってもやっても終わらない。
技術も接客も良くないとクレームやコンプレをもらう。
自分のミスなら、謝罪も納得できてるけれど理不尽なことを言われてしまうこともある。(お客様側は日頃の自制心などからお手入れによる感情の暴発もあるのかもしれません、それを受け容れさせていただくのもお仕事ですけどね)
気分屋さんの上司も、えこひいきする上司も、今ならパワハラと思うような発言をする上司もいたし。
話はそれますが。
「エステティシャンならバカでもできる。」
こういう言葉を、上司に言われたときは<(゚◇゚)>お口あんぐりショックでしたが、上司の言葉の意味をよく考えると、「マニュアルをこなし、接客や技術するだけのエステティシャンなら誰だってできる、もっと向上心や向学心を持ち、経営も考えられるエステティシャンを目指せ」と言いたかったらしいです。この言葉は今も残ってます。
辛いししんどい職場だったけれど、技術をしてる間は楽しかったし、お客様と話すことができるのが嬉しかったし、効果が出るのが喜びだったし。
私は幸運だったのだと思う。好きなことを頑張らせてもらって、会社に残ることができた。
楽で、キレイな仕事ってあんまりこの世には無いのかもしれない。
一見楽そうで、キレイそうで、給料も良さそうで、っていう仕事にはリスクもついてくるような気がする。
セラピストやエステティシャンも、楽でキレイな仕事じゃない。
しんどさを乗り越えさせてくれるような出会いや遣り甲斐があったから、続けられるのだろうし、しんどかったからこそ、身についたことがありすぎるくらいたくさん、ある。
少しでも条件が良くて、楽な所を最初から探していても、すぐに目の前に思いどおりの場所が出てくることってあんまり無いように思います。
それに、自分が楽でいられる場所は自分で作っていくしか無い。
辛い、しんどいことも、出来事への対処法を身につけたり、自分自身の回復方法を学び、自分自身の器が広がっていくと、その時の等身大の自分に相応しい仕事や巡り会いがあるような気がします。
自分の経験からも、人様の歩みをみさせてもらっても。
私自身、今でも落ち込むことも、焦ったり、不安でいっぱいになることもありますけど、きっと等身大の自分に相応しい仕事や出会いが巡ってくるはずだから、安心して、目の前でできることをしていくことが、結果的に近道になるのだろうと考えて、こなしております。
楽しいも、美味しいも、辛さも(つらさ・からさ)も隠し味に無いと、味わいが無いのでしょうね(*'-'*)
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