移動

お手入れを受ける機会が続く。

1度目は最近デビューした方。
技術は教えてもらったことを、少しおずおずとしつつやってくださる。
ただ、タッチの入りと離れが非常に心地いい。
ふぅんわりと触れて、離れる時もふぅんわりと余韻を残して離れる。
習得するのがかなり難しいであろうところが、すでにできていて驚かされる。
周りの人に対する日頃からの優しさが、ご本人の身に付いているからこそできることだったのだろう。
今後、この人伸びるんだろうな、また行きたいなと直感的に感じた。
2度目。
スパ併設のお手入れサロン。
私の外反母趾に興味関心をお持ちになったのか、その話を振ってくださる。
いつから?
どうして?
つめの変形はなぜ?
技術後の手洗いの音も激しく聞こえてくる。
技術は悪くないし、反射区とその効果もよく覚えていらっしゃるけれど、もう行きたくないな。
3度目。
宿泊施設の技術者。
熟練の技。
でももう会えないなぁ。
今、一番思い出すのは温泉の近くのあはき師さん。
ヨボヨボのご年配の方で「え、大丈夫?」とこちらが思わず心配になるくらいのご高齢の方。
小柄な体型、手は細くてしわくちゃ。
ところが、そのしわくちゃの手指がそれはそれは柔らかく温かく、
ツボにはその小さな手が的確にはまり
ガッツリと揉み解し
タッチは優しく
とても快適で夢見心地で心惹きつけられた。
ソウイウヒトニワタシモナリタイ。

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炊飯器の思い出

今使っている炊飯器が20年もの。

上司が転勤する際に、実家に帰るからあげる、と貰ったもの。

新しい炊飯器にしたら、ご飯がおいしく食べられるなぁと思いながらも、買い替えず使っている。

上司と出会ったのは、私の失意の転勤時代。

異動願いを出していた希望の配属先に異動できるかのように思っていたら、

異動直前になって、希望と違う配属との指示がおりた。

地元とはいえ、

生まれたところは違うし、

育った地区も違うし、

方言をできれば使わないという親の教育方針だったし、

学生時代も新人時代も県外だったし、

配属されこの地の言葉を当時はうまくつかえないし、

望んでない配属先と思って私もクヨクヨしてた。

お客様とも同僚ともなじむのに時間がかかって、さえない日々。

どんよりした日々を送っていた時に出会ったのが炊飯器をくださったH上司。

上司も、転勤してきたばかりの方だった。

私の心境を汲んでくれたのか可愛がってくださった。

そんな方からいただいた炊飯器なので、愛着があってまだ使っている。

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香り 思い出したこと

お手入れしていると、いい香りに包まれて幸せ。

手を洗っても、数時間後にも自分の周りから、

ふと精油の香りが立ち昇って、また幸せな気分になる。

エステティシャンしていた頃、

所属先の化粧品の香りを愛せない時期があった。

いい化粧品だったのですが、

どうしても私はツラい。

自分に残る香り、制服についた香り、

出勤した時の香り、…ツラい。

異動することになって本当にホッとした部署だった。

その後、異動が叶った部署は本当に楽しかった。

異動したいという旨をずっとずっと伝え続けやっとOKが出た場所。

化粧品の香りがすべて、私好み。

お手入れの部屋にはディフューザーで香りをたてた。

部屋に入ると幸福感に包まれた。

仕事が本当に楽しい時期だった。

 

…就職先の香りも大事。

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キラキラ

トライしてみるのが今年の課題。

別の予定だったはずが、

いろいろ偶然が重なって、

新世界にいる。

光り輝くあの場所は、

思っているより、

意外と近い。

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ゆき

私が生まれた年は、大雪の年でした。

母は私に「みゆき」と名付けたかったそうです。

結局、違う名前でこの人生を過ごすことになりました。

今の自分の名前の由来や、みゆきという名前になれなかったことを聞く機会があると、みゆきという名になりたかったと思ったものです。

幼い頃は男性だか女性だかよくわからない自分の名前が嫌だった記憶もあります。

今となっては、自分の名前は気に入っていますが、

「みゆき」という名前で過ごす人生だったなら、どんな人生だったのだろうとふと考えることがあります。

今の私に「みゆき」の名は違うやろとも言われてます。

なぜだろう(´~`ヾ)

……

さて、44年目の節目の日です。

arustをこれからもよろしくお願いします。

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Congratulations!~おめでとう~

~物語~

ボクら、入学式の前に出会った。

黒くて大きな瞳、腰まで伸びた美しい髪。

長い髪をなびかせジーンズで颯爽と歩いてきたキミ。

キミの名前の如く凛としてた。

ボクの名前を呼び捨てにするキミに、

ボクは戸惑いながらも嬉しかった。

ボクらバカなことばかりやってた。

桜吹雪の下でいつまでもじゃれあったり、踊ったりした。

キミの故郷の柑橘を、ナイフで切って分け合って食べた。

月明かりの海泳いで、その後小難しいことを朝日見えるまで話した。

初めて食べる外国の果物。

ワクワクして皮むいて、食べたら2人とも渋い顔になった。

後で野菜だったと判明したね。

稲穂の間の畦道を免許取ったばかりで車で走って、

バックできなくなって涙目になった。

夜通しハンテン着て、勉強したり、ゴロゴロしたり、

お菓子食べたり、黙りこくったり、

そのままのハンテン着て翌朝打ちたてのウドンを食べて、

それから学校に行った。

優秀だったキミにノート貸してもらったボクは

おかげで単位とれたよ。

お互いにそれぞれ恋をして、

自分たちのパートナーの相談をしあった。

お腹の底から、

一緒に泣いたり、笑ったり、怒ったり、照れあったりもした。

優秀だったキミは学んだ資格を活かす仕事に地元で就いて、

ボクは採用試験は受けたけど落っこちて都会を目指した。

なんとか仕事に馴れた頃、

ずっと相談し合ってたパートナーと

お互いが共に暮らしていくのを決めた時は、

一緒になって喜び合った。

キミの喜びは自分のことのように嬉しかった。

キミも自分のことのようにボクを祝福してくれた。

おめでとうを言い合った。

いつもジーンズだったキミが、

盛装して彼と並ぶ姿は本当に可憐だった。

ボクはボクのパートナーとその席で君に伝えたね。

Congratulations!~おめでとう~

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変化

私が幼い頃、停電は今より頻繁だった。

電車は当時「汽車」と呼ばれていた。

車内には夏になると、扇風機が回っていたような気がする。

電話は、たまにご近所の持っている人がご好意で貸してくださってた。

おウチには一台の扇風機だけで、家族が扇風機の近くに集まった。

扇風機の無い部屋なら窓を開けて涼むか団扇を使った。

冬には、どこの店にもアイスクリームは売っていなかった。

冬にスイカが食べたくても到底無理だった。

お風呂はガスか薪を使った。

薪がだんだん手に入らなくなって、オガライトを使ってた。

今、仕事をするのに電気が無いと仕事にもならない。

知らないうちに、変化してる。

知らないうちに、頼らないと生きていけない状況になってた。

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著作続き

授業の時は、全員の目を見ること。

私の中の決め事。

目を合わすことを好まない子もいるので、無理やり目を合わせたりはしませんけど。

私はその子と関わりたいという意思表示を伝える。

それが全員の目をみるという行動です。

瞳の奥のその人。

講師がそんな話をしてくださったのですが、この著作の中にもその一文がでてきます。

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思い出したこと

講演会で聴いた話を思い出した。

漬物の達人さんのことば。

「夜中に、漬けとる漬物が重い重い言いよるから、石かえたった。」

握りの達人さんのエピソード。

死のうと思ってた人が、あまりにもその人の握りが旨くて、死ぬのを思い止まった。

そいう達人さんに、憧れます。

物言わぬ漬物の声を聴き、絶望した人が希望をみつけるような握りをつくる。

その講演をした方も、達人だった方です。

達人。

職人。

私の憧れです。

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閉店かー

有楽町西武が閉店するというので、寂しいです。

勤めていた頃に、ヘルプでお手伝いに行ったことがありました。

西武系のビル内に私の勤めていたエステが入っていたときに、有楽町西武出店物語ミニミニ編を聞かせていただきました。当時の社長の想いというのを研修でお聞きしたことがあり、あの場所から無くなるのは感慨深いです。

当時、私は大井町に住んでいたから、有楽町は通勤の便がよく、転勤したら便利だろうなー(^◇^)と妄想したこともありました。

ちょっと歩いたら、素敵な呑み屋さん近いですし。

遠い松山に住んでいても、思い出の場所が無くなるのは寂しいものですね。

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